【アメリカ大学】音楽療法の授業で使われている教科書を紹介!

みなさんこんにちは、umiです。

アメリカの大学で音楽療法を専攻している私ですが、ふと、もしかしたらアメリカの大学でなんの音楽療法の教材を使っているか気になっている人がいるのではないかと思い、私が授業で使っている教材を紹介してみることにしてみました。

以下で紹介している教材で日本語に訳されているものは残念ながら見つからなかったのですが、現地の学生や音楽療法士が実際に使っている教材を読んでみたい方は、ぜひリンクを貼っておくので読んでみてくださいね。

日本版アマゾンでも買える教材は日本版アマゾンのリンクも貼っていますが、ほとんどは日本版アマゾンにはなかったのでアメリカ版アマゾンのリンクを貼っています。

日本からでもアメリカ版アマゾンで買い物して日本に届けることができるので、紙の教材を買って読んでもよいですし、もしタブレットやパソコンなどで電子書籍で読みたい方はいくつかの教材はキンドルで読むことができるので挑戦してみてください。

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1年目

前期‐Introduction to Music Therapy

1年目最初の授業はIntroduction to Music Therapyでした。

主に広く浅く音楽療法とはなんぞやということを学んでいく授業でした。

この授業で使った教材は”Music Therapy:An Introduction To The Profession”です。

アメリカ版アマゾン↓

Music Therapy Introduction Textbook

アメリカにおける音楽療法の歴史・音楽療法士になるまでの道のり・音楽療法がどのように使われるのかなど、音楽療法についての入門書です。

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後期‐observation

1年目後期の授業は”Observation”というクラス。

この授業は週2回の授業のうち1回は3・4年生の実習に参加し、データを取る練習をし、2回目は座学で以下の教科書 “The New Music Therapist’s Handbook Third Edition” を使ってアセスメントの取り方、データの取り方を中心にどのように音楽療法のセッションを計画し行っていくかなどを学びました。

Music Therapy Observation Textbook

2年目

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前期‐Music Therapy Methods for Children

2年目前期の授業は対象を子供に絞って、音楽療法を受ける子供たちの病気やその症状、どういう音楽療法をしていくと良いかについて学びました。

使った教材は以下の2点です。

1点目の”Handbook of Neurologic Music Therapy”は音楽療法のテクニックが全て載っていて、どういう対象にどういった音楽療法を使うと効果的か、また、そのテクニックを使った例も書かれており、実際に音楽療法がどのようにセッションで使われるか知れるとても良い教材です。

音楽療法の中でもいろいろなタイプがあり、分析的音楽療法やノードフロビンズ音楽療法などがありますが、私の大学では神経学的音楽療法をもとに学びます。

”Handbook of Neurologic Music Therapy”は、神経学的音楽療法を確立したタウト博士を筆頭に様々な教授によるテクニックを学ぶことができます。

アメリカ版アマゾン↓

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2点目の教材 “Songwriting: Methods, Techniques and Clinical Applications for Music Therapy Clinicians, Educators and Students” は音楽療法の臨床で曲を作る際のメソッド本です。

どういった症状の人にどのように曲作りをしていけばよいかなど、音楽療法をしていく中で出会っていくいろんなタイプの患者の例を使って分かりやすく書かれています。

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後期‐Music Therapy Methods for Adults

後期の授業は、前期に使った”Handbook of Neurologic Music Therapy”を継続して使い、大人を対象に使われる音楽療法を学びました。

上記のハンドブックには全年齢(患者)対象の音楽療法もありますが、中には子供よりは大人によく使われる音楽療法もあるので、そういった音楽療法を詳しく学んでいました。

この学期に追加された教材は以下の2点です。

1点目は脳の構造について学ぶときに使った教材 “Quick Referece Neuro Science For Rehabilitation Professionals Third Edition” です。

https://a.co/d/bJfr507

私の大学では”神経学的”音楽療法を学んでいるので、神経についても学ぼうということでこの教材で脳の構造やら体の神経についてなど、医学的な面を音楽療法を学ぶのと並行して学んでいました。

日本で音楽療法を学ぶ方はわざわざ英語で脳や神経について学ばなくても日本語で書かれている医学書を使えばよいと思いますが、気になる方は読んでみてもよいのではと思います。(値段は高いですが、、、)

続いて2点目は精神的障害の人にどういった音楽療法を使ったらよいかが書かれている本 “Music Therapy in the Treatment of Adults with Mental Disorders” です。

https://a.co/d/ayUdOtf

例えば躁鬱(Bipolar Disorder)という精神的障害でもいろいろな症状があります。

それぞれの症状についてどういった音楽療法を使うべきなのか、表を使って分かりやすく教えてくれるので、セッションプラン(音楽療法計画表)を立てる際にとても参考になる教材です。

3年目

前期‐Clinical Practicum Music Therapy I

3年目前期から本格的に音楽療法の実技が始まりました。

この授業では、週2回の実習のほかに週1回の授業でクライエントとの接し方(主に言語面で)を以下の教科書 “Music Therapy: A Fieldwork Primer Second Edition” で学びました。

残念ながらアメリカ版と日本版のアマゾンではこの2版(Second Edition)が見つからなかったので、違うサイトのリンクを張っておきます。

https://barcelonapublishers.com/music-therapy-a-fieldwork-primer-2nd-edition

後期 – Clinical Practicum Music Therapy II

後期では前期と引き続き音楽療法の実習を週2回と週1回の授業でグループ即興音楽について学びました。

使った教材は以下です。
“Music Therapy Improvisation for Groups: Essential Leadership Competencies”

https://a.co/d/1zYYLes

グループ即興音楽に興味がある、即興音楽に自信がないという方はこれを持っておいて損はないと思います。

4年目

前期‐Influence of Music on Behaivior

この授業では数々の論文を読んで音楽療法の進歩や科学的に証明されたテクニックなどを学びました。教材は一切読んでいないので今度授業でどういう論文を読むかについての記事を書けたらと思います。

後期‐Music Therapy Methods and Materials

大学最後の授業ではいろいろな音楽療法について学びました。

”Nordoff Robbins Music Therapy”だったり”Bonny Method of Guided Imagery and Music” など違う音楽療法のアプローチの仕方を学びました。

この授業も基本的には論文を読んでの授業でしたが、そのほかに1冊、カウンセリングなどについて学ぶ教材も使いました。

https://a.co/d/hORh66C

まとめ

以上が4年間の音楽療法の授業で使った教材たちでした。

もし何か興味のある教材があったらぜひ読んでみてくださいね。

今回も読んでいただきありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう!