みなさんこんにちは、umiです。受験する
CLEPの存在を知ってもびっくりするくらいCLEPについて書かれているブログが全くない!あってもかなり前の記事だったり。。。
対策について書いている記事もほんとに少ない。。。
ということで!
私の出番と思い、私が経験したCLEPについて伝えられる限り伝えていけたらなと思います。
そもそもCLEPとは
この記事に来てくれたということはCLEPについて少し情報は知っているのでしょうか?
もしかしたら情報が重複しているかもですが、念のため私の体験も踏まえてCLEPの基礎情報を。
CLEP
CLEPとはthe College-Level Examination Program の略。
大学の授業内容をすでに知っている人に対し、CLEPを受けてある一定数の点数を取ることで単位を取得でき、その授業を受けずに済むというもの。
2900もの大学に認められていて、2000以上のテストセンターがあります。
CLEP公式サイトから、どこの大学が認めていて、どこで受験できるか調べることが出来ますが、情報が古いと前に聞いたことがあるので、大学のサイトでCLEPを認められているか調べるか、直接メールで大学に問い合わせてみることをお勧めします。
CLEPテスト自体の合格点は50/80点ですが、CLEPテストを単位と認められるためには、大学が提示している合格点以上でなければ単位を取得できません。
費用
一部の記事には1科目ごとに受験料US$85と書かれていましたが、値上がりして私が2021年の夏に日本で受けたときは、
1科目/受験料=US$89、試験監督費用(90分)1科目=12,000円(税込)かかりました。
科目
CLEPでは一般教養の5つの分野からなる33科目の中からテストを受けられることが出来ます。
英語から日本語に訳すと微妙なニュアンスが抜けてしまうかもしれないので、科目名はすべて英語で記載します。
History and Social Sciences
- American Government
- History of the United States l: Early Colonization to 1877
- History of the United States ll: 1865 to the Present
- Human Growth and Development
- Introduction to Educational Psychology
- Introductory Psychology
- Introductory Sociology
- Principles of Macroeconomics
- Principles of Microeconomics
- Social Sciences and History
- Western Civilization l: Ancient Near East to 1648
- Western Civilization ll: 1648 to the Present
Composition and Literature
- American Literature
- Analyzing and Interpreting Literature
- College Composition
- College Composition Modular
- English Literature
- Humanities
Science & Mathematics
- Biology
- Calculus
- Chemistry
- College Algebra
- College Mathematics
- Natural Sciences
- Precalculus
Business
- Financial Accounting
- Information Systems
- Introductory Business Law
- Principles of Management
- Principles of Marketing
World Languages
- French Language: Levels 1 and 2
- German Language: level 1 and 2
- Spanish Language: Levels 1 and 2
- Spanish with Writing: Levels 1 and 2
CLEPを受けるべき理由
さて、以下ではなぜ私がそこまでCLEPを推すのか。理由は主に3つ。
2. 時間の節約
1.お金の節約
CLEPのテストを受けることでどれほどのお金の節約になるかご存じですか?
先ほど述べた通り、1科目のテストを受けるのであれば、かかる費用はUS$89と試験監督費用12,000円の合計約22,000円のみ。($1=110円で考えた場合。)
そこにテスト対策として参考書を買ったり、試験会場に行ったとしても合計約5万円ほどでしょう。
では、CLEPを受けずに大学でその科目の授業を受けたとしましょう。授業料は大学によってかなり変わりますが、私の場合、数学のCalculusを受けて約60万円の節約につながりました。
数学の場合、アメリカの大学で授業を受ける前にPlacement Testという適正テスト?なるものがあります。
私の場合、ちょうどコロナの時期ということもあり、アメリカに行けずに日本でオンライン授業を受けていたのですが、監視が出来ないということでPlacement Testを受けることが出来ませんでした。
そのためもしCLEPを受けなければ私が受験したCalculusを受けるには事前にレベルを1つ下げた授業を受けないといけませんでした。
しかし、CLEPテストは受けたい科目を受けることが出来るので、大幅な単位カットにつながるのです。
2.時間の節約
CLEPを受験することで時間の節約にもなります。
私のように、Calculusの前の授業を取る必要もなくなり、7単位分を一気にCLEPで獲得したことになります。
7単位と言えば1学期の半分の単位。
単位をカットできた分、他の必須科目を取ることが出来て卒業も早めることもできるのです。
まとめ
以上のように、CLEPにはメリットいっぱいなのです。
決して大学生になってからしかCLEPを受けられないわけではないので、高校を卒業して大学に入学するまでの半年の間や、なんなら高校生の時に受けても良いんです。
CLEPを認めていない大学もあるので、自分が行きたい大学が認めているかはかなり重要になりますが、もし認められているのであれば、ぜひ、受験することをお勧めしたいです。
次回、私がCLEPを受ける際にした対策と受験の流れについてお伝えしていきます。